英語の句動詞は、take や put の意味を知っていても読めないことがあります。take over, put off, carry out のように、基本動詞と小さな語が組み合わさり、文脈の中で別の意味になるからです。単語帳の日本語訳だけを増やすより、場面と構文をセットにするほうが長く残ります。
基本動詞のイメージを持つ
take には「自分の側へ取る」、put には「置く」、get には「ある状態に到達する」という核があります。そこに over(越えて・引き継いで)、off(離れて・延期して)、out(外へ・完全に)が加わる。すべての意味をこのイメージで説明できるわけではありませんが、初見で仮説を立てる助けになります。
目的語の位置を覚える
turn off the light と turn the light off のように分離できる句動詞があります。一方、look after the child は look the child after にはできません。代名詞なら turn it off のように間に置く必要があります。意味だけでなく、分離できるかどうかを例文ごと覚えます。
似た語を一度に詰め込まない
look up, look into, look after を同じ日に大量に暗記すると、数日後に混ざります。一つの基本動詞から二つか三つだけ選び、異なる場面の例文を作ります。look up a word(単語を調べる)、look into the problem(問題を調査する)のように、目的語の種類まで変えると区別しやすくなります。
復習は日本語から英語へ
英文を見て意味が分かるだけでは、使える知識になりません。「延期する」「実行する」「引き継ぐ」を見て、句動詞を言えるか確認します。その後、主語を変えた短い文を作ります。Kokeniwaの句動詞トレーニングは、意味の確認とディクテーションを組み合わせる復習に向いています。
句動詞は例外の山ではなく、英語が日常動作を短く言う仕組みです。場面、目的語、語順の三つを一緒に記憶すれば、長文の中でも一語のように処理できるようになります。
例文を自分の生活に寄せる
put off を「延期する」とだけ覚えるより、I put off replying to the email. のように、自分が実際にする行動で文を作ります。過去形、受動態、名詞目的語の三パターンを作ると、長文で形が変わっても同じ句動詞だと気づけます。例文は長くしすぎず、一文に一つの句動詞だけを置きます。
復習では、四択の意味問題と穴埋めを交互に行います。意味を選べても、The plan was carried out by the team. を作れなければ運用は不安定です。Kokeniwaのトレーニングで音声を聞き、語順まで口に出すと、句動詞が単語の列ではなく一つのリズムになります。
